本サイトをご覧いただきありがとうございます。
この記事はこのような方にオススメです!
- ブログを書くことに慣れてきた
- 記事のレベルを上げたい
- より読者に読んでもらえる方法を知りたい
ブログを開設して数記事書いていくと、徐々に書くことにも慣れてきますよね。
私自身もブログを始める前は、元々文章力には自信がなく、苦しみながら書いていましたが、徐々に慣れてきて楽しくなっています。
楽しみながら書けるようになってきたのですが、やはり苦労して時間をかけて書き上げたブログなので、せっかくなので読んでもらえるブログにしたいですよね。
今回は、より読者に読んでもらう記事にするためのポイントをまとめています。
それぞれ詳細については、今後別記事にしてわかりやすく解説していきますので、まずは全体像の理解のために本記事をお役立てください!!
こちらに当てはまる方は、まず基本的なブログの書き方や手順についてまとめた【基礎編】からぜひ読んでみてください!
- 基本的なブログの書き方を知りたい
- 文章を書くことが苦手で楽しくない
【Point1】「読まれる記事」にするにはSEO対策が必須
特に最近ブログを始めた方にとっては、時間をかけて一記事書き上げられているのではないでしょうか。
せっかくなら読者に読んでもらいたいですよね。
しかし、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ただ記事を書いて公開するだけではほぼ100%誰にも読まれません。
これは、決しておおげさなことではなく、事実です。
では、何をすれば「読まれる」記事になるか。
それは、検索結果の上位に表示させるためのSEO対策をすることが必須です。
Web系のお仕事の経験がある人なら知っていると思いますが、
「SEO」という言葉自体、『何となく聞いたことあるな~』といった方がほとんどだと思います。
まずは、SEOを概要からお話していきます。
SEOとは?
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略称です。
日本語にすると「検索エンジン最適化」と呼ばれ、Googleなどの検索結果上で、自分のWebサイトを上位に表示させる取り組みのことを指します。
皆さんも普段ネット検索する時、その検索結果の上部に表示されるWebサイトを開くことが多いと思います。
そして大体のことは、それで解決できるといった印象を持たれているのではないでしょうか。
現在、検索エンジンのシェア率は、Googleが世界的に最も高くほぼ独占状態にあります。
Google社は主力サービスである検索エンジンを、より多くのユーザーに満足して使ってもらうために、「良質」なWebサイトを優先して上位表示させようとします。
さらに、「中身のない」Webサイトにはペナルティを与えて厳しく対処することもあります。
そのため多くのWebサイトの運営者は、Googleに上位表示してもらうために日々様々なSEO対策を打って、良質なコンテンツ作りに励んでいるのです。
SEO対策の概要
内部対策
内部対策とは、GoogleにWebサイトの内容を正確に伝えるための施策のことです。
内部対策のポイントは以下2つです。
- Googleとユーザー両方から見たわかりやすさの追求
- オリジナリティのある有益なコンテンツの追加
正しい内部対策を行わないと、いかに充実した記事を作成しても、それをGoogleに評価してもらえず結果的に上位表示されないことにつながります。
内部対策の主な施策内容はこちらです。
- titleタグの最適化
- meta descriptionの最適化
- パンくずリストの設置
- 記事タイトル・見出しの最適化
- 目次の設置
- 関連記事の設置(内部リンク対策)
- メタキーワード・ディスクリプション対策(記事別に設定)
外部対策
Googleは自社の指標とは別に、
「他のサイトに引用されている記事=ユーザーにとって良質なコンテンツ」と考えています。
そしてこの、「他サイトに拡散・引用されやすいように良質なコンテンツを作り込む」ことが外部対策と呼ばれています。
「拡散・引用される」ためには、Webサイトのリンクを貼ってもらう(被リンク)必要があり、そしてその質と数が重要となっています。
被リンクを得るために、営業をかけたり、ツールを作成するといった方法があり、地道な努力が必要になります。
まず初心者のうちは、読者にとっての良質コンテンツを作ることに集中しましょう!
【Point2】今すぐやるべきSEO対策 5選
前項でまとめているSEO対策の中でも、特に押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。
(1)キーワードを決める
ネット検索で、上の検索欄に打ち込む言葉が「キーワード」です。
- 自身のWebサイトを見に来てほしい人が抱える疑問や課題は何か
- それを解決するために、検索欄にどのようなキーワードを入れるか
上記のことを踏まえて、特定のキーワードを決めることを「キーワード選定」と呼びます。
そして正しくキーワード選定することで、下記3つのメリットが得られます。
- SEOで上位表示が狙える
- 記事のターゲットや内容を明確にできる
- 読者の悩みに寄り添う記事が書ける
より読まれる記事にするために、キーワード選定を行うことは必須事項ということになります。
キーワードの種類や、選定するまでの手順などまた別の記事で詳しく解説します。
(2)同じキーワードで検索上位の記事を確認する
キーワードが決まったら、記事を書き始める前に同じキーワードで検索結果に表示された競合の記事を読んでみましょう。
- 読者の検索意図を理解する
- 競合がどのようにして読者の悩みを解決しようとしているか確認する
- 競合がどのように独自性を出しているか把握する
- 上位記事よりも良質な記事を書くために必要なポイントを探る
- 記事構成を作る際の参考にする
上記5つのポイントを分析しながら、上位5~10記事を実際に読んでみましょう。
その場合は、まず「構成作りの参考」の観点から分析してみることをオススメします!
(3)AIが書くことができない「経験」を書く(E-E-A-T)
近年、AI技術は私たちの生活により身近なものになっています。
そのため、ブログを書く際にも「ChatGPT」をはじめとしたAIを活用することが当たり前になってきました。
上手く活用すれば、効率的に記事が書けるので便利です。
特別なAIに関する知識がなくとも、誰でも簡単にタイトルや構成、そして本文まですべて作成することができるのです。
もし、このようにAIで作った記事が検索上位を占めてしまうと、どうなると思いますか?
AIに聞けばすべて解決してしまうので、わざわざ検索するためにGoogleを使う必要はなくなってしまいますよね。
そこでGoogleは、2023年末に「E-E-A-T」という評価基準を設けました。
元々2018年後半から、専門性(E)・権威性(A)・信頼性(T)の3つの要素を含み、情報の根拠をしっかりと示せるサイトを上位に表示しようとする傾向が強まるようになっていました。
そして先にも述べているように、2023年末にGoogleはAIで作成されたコンテンツを意識して、E-A-Tに経験(E)を追加し基準を更新しました。
つまりAIでは、膨大な情報量の中から専門性・権威性・信頼性は出せても、実際の「経験」は人間にしか語れないため、評価に追加されたのです。
今後、特にこの「経験」が重要度を増すと言われているため、記事内にしっかりと盛り込んでいきましょう!
そもそも「経験」ってどう書けば良いかわからない!という方もいらっしゃると思います。
ご参考までに、下記は私自身が「経験」の書くときに意識している3つのポイントです。
- 実体験に基づいて書く
- 可能な限り数字で示す
- 読者にイメージしやすいような表現を心がける
(4)記事内にキーワードを適切に入れ込む
Googleに理解してもらうためには、記事内の適切な位置に、適切な入れ方でキーワードを含ませる必要があります。
以下は、キーワードを入れる場所と入れるときのポイントです。
記事タイトル | ・なるべく冒頭にキーワードを配置する ・読みやすく瞬時に内容を理解できるような、自然な文章にする ・文字数は30文字前後を目安に |
---|---|
見出し | ・H2には基本的に入れる ・すべての見出しに入れる必要はない ・過剰に入れすぎると読みづらくなるため注意 |
本文 | ・読者の検索意図を理解し、自然な形で文章に入れ込む ・メイン以外に関連キーワードが含まれているか公開前にチェックする |
メタディスクリプション | ・検索結果画面でタイトルの下に表示されるコンテンツの説明文 ・記事内容を端的に、キーワードを含ませた文章にする ・読者の興味を惹きつけるように、最大120文字以内に内容をまとめる |
キーワードをむやみやたらに詰め込まないようにしましょう!
Googleからペナルティを受ける可能性があるので、注意が必要です。
ちなみに、メタディスクリプションは直接検索順を左右させるような影響はないと言われています。
しかし読者目線で考えると、記事の内容がわかりやすく簡潔にまとめられていると、そのページが開きやすくなりますよね。
WordPressの場合、設定できるテーマを使用するか、プラグインを追加するだけでメタディスクリプションを入力できます。
本文を仕上げたら、最後にメタディスクリプションで記事内容を要約しましょう。
(5)関連性の高い記事のリンクを貼る
本文内に関連性の高い記事のリンクを貼ることで、次のような効果があります。
- 読者が記事を探す手間を省くことができる
- 1人の読者あたりのサイト内の滞在時間を増やせる可能性が高まる
- Googleによる評価が得られやすくなる
このように、読者に「ぜひ読んでほしい!」と思う関連記事のリンクを積極的に貼っていきましょう!
【Point3】記事作成後に行うこと
スマホでの表示を確認する
パソコンを使ってブログ記事の作成する方も多いと思いますが、スマホを使ってブログを読むことも結構ありますよね。
パソコンでは、1行でまとまった文章が表示されていても、
スマホでは2~3行になり、改行が不自然に表示されることもあります。
そのため、記事作成後は必ず他のデバイスで読みづらさがないか確認しましょう。
Googleサーチコンソールでインデックス登録をリクエスト
Googleサーチコンソールは、Googleが提供している無料のサイト分析ツールで、Googleアカウントさえあれば誰でも登録可能です。
Googleの検索キーワード表示回数・順位やサイトの問題点などを確認できるので、SEO対策においても必須のツールとなります。
中でも、開設したばかりでコンテンツ数がまだ少ないWebサイトの場合は、
まずはサーチコンソールを使って、サイトや記事がGoogleのデータとして保存(インデックス)され、記事が検索画面に表示されるように設定していきましょう!
手順① URLを入力する
検索欄に作成した記事のURLを入力し、Enterキーを押す
手順② リクエストを送信
「URLがGoogleに登録されていません」と表示される場合は、Googleにまだインデックスされていない状態です。
「インデックス登録をリクエスト」をクリックして、申請しましょう。
手順③ リクエスト完了
インデックス登録をリクエスト済みと表示されたらリクエスト完了です。
最後に
今回の記事では、SEO対策入門編として、より読まれる記事にするためのブログの書き方を中心にご紹介してきました。
SEOを狙って記事を書こうとすると、無理やりキーワードをねじ込んだようなタイトルになったり、記事が書きづらくなったという方もいるかもしれません。
実際に、私もそうです。
やっと文章を書くことに慣れてきたところだったのに、SEOを意識しすぎてなのか、構成を作る段階から相当時間をかけてしまい逆戻りしたように感じていました。
本記事でお伝えしたように、「読まれる」記事にするためにはSEO対策は必須です。
ですが、何よりも大切なのは「読者目線」に立って書くことです。
「読者が抱える悩みを解決するために、何を書かなければいけないのか」
「いかにして読者にわかりやすく伝えると良いのか」
この原点となる考え方を念頭に置いていれば、必要以上に難しく考えずに記事が書きやすくなると思います。
今回ご紹介できなかったSEO対策についても、今後別記事でわかりやすく解説していきたいと考えていますので、ぜひ楽しみにしていてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。