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今回は、人に納得感を与えられる文章術「PREP法」についてご紹介します。
人の話を聞いているときに、このように感じたことはありませんか?
「つまり何が言いたいのかわからない」
「その根拠は何?」
「自分で整理してから話してほしい」
もしかしたら、会社の上司や家族からこのように言われてしまったという経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
一方で、話が上手な人が話す内容は、とても理解しやすく、多少長くても聞いていられるなんてこともありますよね。
話が上手な人に共通しているのは、実は今回ご紹介する「PREP法」を上手く活用できていることなんです。
これが理解できれば、伝えたいことが相手にわかりやすく、簡潔にまとめられるので、話すときも文章を書くときも重宝できます。
ぜひ、自分のものにしていきましょう!
PREP法とは
- 一目で結論が理解できる
- 根拠や説得力がある
- 最も伝えたい内容がわかる
以上がわかりやすい文章といえ、その文章を作る時の型の代表となるのが、「PREP法」となります。
下記はこの「PREP法」の文章構成におけるテンプレートとなります。
P (Point) |
結論 まずは相手に最も伝えたい結論の部分を明確にする |
---|---|
R (Reason) |
理由 結論に至った理由を説明する |
E (Example) |
具体例・事例 理由の証拠となる具体例を出す |
P (Point) |
再び結論 最後にまとめとして再び結論を述べ、文章を締める |
PREP法を使うメリット
- 説得力が出る
- 短時間で意見が伝わる
- 文章をスムーズに作成できる
- 情報整理がしやすい
以上4つが「PREP法」を使用する主なメリットとなります。
特に、人は集中して他人の話を聞けるのは30秒だけと言われています。
つまり、一番集中して話を聞いてもらえるタイミングに「結論(Point)」を持ってくることができるので、説得力も出てきます。
「結論(Point)」を反復して2回言うことにより、記憶に定着しやすく、すでに文章構成のテンプレートが決まっているため、情報を当てはめていけば、素早く文章を簡単に作ることができるため、上手く活用できるようになりたいですね。
PREP法の具体例
なんとなく法則の意味はわかったけど、イメージがわかないという方もいらっしゃると思いますので、PREP法あり・なしの文章を用意したので比較してみましょう!
電力サービス会社の契約先を変えるか今悩んでいます。
例えば、契約をA社からB社に乗り換えるのも良いかと思っています。
最近は、電力事業をする企業が増えてきて、格安プランや割引サービスが充実していると知って調べたらB社の方がお得だったからです。
乗り換えると、固定費にかかわる経費が約25%減らせます。
文章の意味としては、理解はできるかもしれませんが、一番伝えたいことが何なのかがよくわかりませんよね。
では、この文章をPREP法を使って作り直すとどうなるでしょうか。
【結論】
光熱費を見直すことで、固定費にかかわる経費が約25%削減できます。
【理由】
近年、多くのサービス会社が電力事業に参入しているので、格安プランや割引サービスが充実しています。
【具体例】
具体的には、A社からB社に契約を乗り換える方法といったことができます。
【結論】
上記を検討することで、光熱費を削減でき、固定費を約25%も削減することができます。
いかがでしょうか。
こちらの方が、「固定費を約25%も削減できる」と一番伝えたいことが理解しやすい文章になったと思います。
同じ内容の文章でも、PREP法を活用することで説得力をアップさせることも可能となります。
最後に
以上が、文章をわかりやすく伝えるPREP法についてのご紹介でした。
一見簡単に見えるのですが、PREP法が使いこなせるようになるためには少し時間がかかってしまうかもしれません。
下記の方法で、自然と使えるようになるために普段から意識的に実践してみましょう!
- 会議やプレゼン
- 仕事の上司への報告
- 実際に文章を作成してみる
私の場合は、人と話すときに「結論としては…」と最初に付けることを意識することから始めてみました。
すると、自然と理由や具体例を話やすくなるので、おすすめです!
少しずつ日常生活でも取り入れてみて、PREP法を上手に使いこなしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。