このようなお悩みありませんか?
- 集中力がない自分に呆れている
- 集中して一つのことに取り組むことが苦手
- 集中力のなさは環境のせいだと思っている
上記に当てはまる人はぜひ、『ポモドーロテクニック』を試してください。
これは結論、普段の半分以下でタスクを終わらせることができるテクニックです。
しかも無料で、スマホのタイマーですぐできます。
私は、このテクニックを知ってから半年実践してきませんでした。
でもいよいよ集中力がない自分に嫌気がさしてきて、どうにか手軽に始められる集中力を高める方法はないかと思い悩んだ時、ぽっと思い出して実践してみたところ、自分でも驚くくらいに集中力を維持できて、普段の半分以下でブログ記事を書き上げることができたのです。
集中力が全くないと思い込んでいた自分でもできたので、このテクニックを皆さんにも共有したいと思いました。
ぜひ実践してみてください!
仕事のペースを生み出す『ポモドーロテクニック』
概要
ポモドーロテクニックとは、25分間は徹底的して勉強や仕事に集中し、その後5分間の休憩を繰り返すという時間管理術です。
これは集中力を高め、維持するのにかなり有効なテクニックで、仕事の作業ペースを生み出すことができます。
やり方は非常にシンプルで、以下2つのステップをひたすら繰り返すだけです。
- タイマーを25分に設定し、その25分間は徹底的して勉強や仕事に集中
- その25分間が終われば5分休憩
ちなみにポモドーロとは、イタリア語で『トマト』を意味します。
発案者であるイタリア人のフランチェスコ・シリロさんが、元々トマトの形をしたキッチンタイマーで時間を計っていたことからそう名付けられました。
用意するもの
ポモドーロテクニックを行う上で、用意するものはタイマーとメモです。
詳しい方法は後述しますが、ルールに沿った方法でやるなら、スマホではなくシンプルにタイマーとメモ帳を用意しましょう。
スマホは、人の集中力を奪うものなので、基本的には視界に入らない場所に置くことが推奨されます。
ただ、初めてポモドーロを試すという人には、正直スマホのタイマーアプリのみを使用しお試しいただくことが個人的におすすめです。
なぜなら、ルール通りに実行するのは面倒だと感じる人が多いと思うからです。
まずは、気軽にポモドーロテクニックに便利なアプリだけを使って試してみましょう!
ポモドーロテクニックの5ステップ
それでは、具体的な5つの手順についてご紹介します。
先に説明すると、最初と最後のステップは一度のみ、ステップ2~4を繰り返すというイメージです。
【STEP1】タスクを洗い出す(一度のみ)
まずは、やらなければいけないタスクを明確にします。
おすすめのタスクの立て方は、動詞まで入れて細かく分類することです。
例えば、『ブログ1記事を完成させたい』というタスクがあるとします。
その際に、以下のようにタスクを考えましょう。
例)『ブログ1記事を完成』のタスクの立て方
- 記事のターゲットを明確にする
- 記事の目的を明確にする
- ターゲットのニーズを調べる
- わからないことを情報収集する
- キーワードを選ぶ
- 競合サイトのページを10記事読む
- 記事タイトルを決める
- 構成を決めて見出しを作る
- 各見出しに必要な要素を箇条書きにまとめる
- 各項目を文章におこす
- 清書する
- 文字の装飾をする
- アイキャッチ・見出し下の画像を挿入する
- SEO設定する
- インデックス登録する
上記のように細かく分類し、この後のステップで『今から25分間でこれをやればいい』と認識しやすくなるので、集中できるようになります。
メモ帳などで視覚的にタスクが見えるようにするとより認識しやすいので、目に見える場所において作業を進めていきましょう。
【STEP2】タイマーを25分に設定して作業開始
それでは、作業に入っていきましょう。
STEP1で出したタスクを上から順番にこなしていきます。
この25分はタスク以外のことは絶対にしないようにします。
基本は25分といわれていますが、時間単位はタスクに合わせてアレンジしてOKです。
なぜならポモドーロテクニックの意義は時間を区切ってペースを生むことにあるからです。
10分間集中して、2~3分休憩にしたり、集中50分で休憩10分といったイメージです。
またこの際に、『このタスクはどれくらい時間がかかるか』を想定しながら作業をします。
『1回のポモドーロで終わりそう』『これは2回くらいかかるかな』と考え、実際に行ってみて時間を記録していきます。
【STEP3】タイマーが鳴ったら5分休憩する
どんなに作業の波に乗ってても、強制的に5分休憩をとりましょう。
休憩時間こそ、集中力を維持するために重要なもの。
ついつい集中高まってる今のうちに!と続けたくなると思いますが、ここは休憩を優先させます。
この5分休憩でのポイントは以下2つです。
- 目を休ませる
- 脳をリラックスさせる
つまり、次の作業にスムーズに入ることを心がけましょう。
【STEP4】長めの休憩をとる(4~5回に1回)
基本的にはSTEP2と3を繰り返したら、4~5回に1回を長めの休憩をはさみましょう。
目安としては、15~30分です。
5分休憩では次の作業にスムーズに入りやすくすることが目的でしたが、この眺めの休憩ではリフレッシュさせることが目的になります。
気分を変えるために散歩したり、ストレッチをするなど、新たな気持ちで作業に戻れるように長めの休憩を有効活用しましょう。
【STEP5】1日の振り返り(最後だけ)
1日のタスクが終了したら、その振り返りをして記録をつけていきます。
この記録が実は重要で、なぜなら作業時間を見積もる時間を身につけることができるからです。
時間を見積もれるようになると、作業の効率は格段に上がります。
初めて行う作業でも、大体これだと1時間くらいかかりそうだなとイメージしやすくなります。
最後に
以上、ポモドーロテクニックのご紹介でした。
ポモドーロテクニックの存在を知って半年、まったく実践していなかったです。
なぜなら、面倒くさそうだから。
初めてやることって、なんであんなに面倒くさいって思ってしまうんでしょうね。
でも実際にやってみると、初回で効率的だと実感でき、なぜ半年間やってこなかったんだろうと後悔しました。
初めてやるまでは腰が重いですが、集中力のなさに自信をなくしそうになっている方にはぜひやってみてほしいです!
おそらく、一回試してみると実感できると思います。
正直、やってみるだけだとタダです。
他人の手間をかけさせるようなこともありません。
ぜひ一度お試しください。
最後までご覧いただきありがとうございました。