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Youtube動画のオープニングで視聴者を引き込むコツ【PASTORフォーミュラ】

こんな人におすすめの記事です!

  • Youtube台本ってどう書けば良いのかわからない
  • 最後まで見てもらえる動画にしたい

PASTOR(パスター)とは、「羊飼い」という意味があります。

羊飼いは羊たちを統率して、目的の場所へと導く存在です。

つまり、『PASTORフォーミュラ』とは、ターゲットに寄り添いながら、理想とする姿・未来へと導くライティングの法則です。

Youtube動画に関しては、最初の1~2分で離脱するか判断されてしまいます。

そのため動画のオープニング部分でこの法則を活用することにより、視聴者の離脱を防ぐことに役立つのです。

本記事では、そのPASTORフォーミュラの概要と、事例紹介として有名なYoutuberの動画を参考にご紹介します。

最後までぜひご覧ください。

視聴者に寄り添い理想へと導く│PASTORフォーミュラ

PASTORフォーミュラとは

「PASTORフォーミュラ(パスターフォーミュラ)」とは、視聴者(読者)の関心を引き込むために、しばしば使用されるライティング技法のひとつです。

P A S T O R
問題提起 共感 解決策 証言 オファー 行動

上の6つの要素に分け、それぞれを意味する英単語の頭文字を取って名付けられました。

P→A→S→T→O→Rの順番に沿って、文章を組み立てることによって、より視聴者の関心を引き、説得力を持ったオープニング台本が作成できます。

各要素について、下記でご紹介していきます。

PASTORフォーミュラの6つの要素

【P】ターゲットの悩みを提起する

P
Person
人物
Problem
問題
Pain
痛み
ターゲットはどんな人物
ターゲットのどんな問題(悩み)を解決したいか
その問題によってどんな苦痛が発生するか

まずは、ターゲットを明確にし、彼らが抱えるリアルな問題・悩みを提起します。

「こんなこと困ってない?」
「こんな苦しい感情を抱えてない?」

このように、ターゲットの目線に立って、現状を理解することがポイントです。

【A】悩みを解決すべきであると強く意識させる

A
Aspiration
共感・憧れ
Amplify
増幅
自身も「同じことで悩んでいた」と悩みに対して共感し、信頼を高める
悩みを解決したら「自分もこうなりたい」と憧れるポイントを強調する
解決しなかった場合のデメリット(時間や金銭面でのコストなど)を具体的に突きつける

ここでは、実在する人物(自分自身や顧客)が「過去に同じ悩みを抱えていた」と悩みに対して共感を示しましょう。

共感できるからこそ、語れることがあることが視聴者から信頼を得られるポイントになります。

そして、悩みを解決することで得られるメリット・デメリットを具体的に伝えることで、視聴者にとって必ず解決しなければいけないと強く意識させるような文章を考えます。

【S】ストーリーで解決策を伝える

S
Story
物語
Solution
解決策
System
システム
悩みを解決するまでの過程をストーリーで伝える
悩みの解決策によって救われたことを伝える

ストーリーにして、読者に具体的な解決までの過程をイメージしてもらう必要があるため、ここが実は肝となる場所です。

  • 悩みを抱えるに至った原因・経緯
  • 悩みに関するリアルな描写
  • 解決しなかった場合の結果
  • 解決するためには何をすべきか
  • 解決後の理想のイメージ

以上のポイントを押さえて、実際に起こったストーリーをわかりやすく伝えるようにしましょう。

【T】他者の証言を示して説得力UP

T
Testimony
証言
Transformation
変身
実際に悩みを解決した他者の証言(体験談)を伝える
悩みを解決したことでどれだけの変化を得られるか

続いては、実際に同じ悩みを解決した他者の証言(体験談)を伝えることで、『本当に悩みを解決できるんだ』と視聴者に認識してもらいます。

そして、その人物の証言からも理想となる「変身した姿」をイメージしてもらうことでより説得感を与えられるので、次の要素につなげやすくなるのです。

【O】解決方法を提示する

O
Offer
オファー
具体的な商品・サービスの情報を提示する
商品で得られるベネフィット、価格、特典、保証を明確に

ここで初めて視聴者に解決策(商品・サービス)についての詳細情報を提示します。

購入してほしい商品・サービスの場合、購入すべきかの判断は以下の内容が大きくポイントとなってきます。

  • ベネフィット
  • 価格
  • 購入特典
  • 購入後の保証

ここまでのP・A・S・Tで、上記のポイントに対する懸念を残すことなく文章を繋げていくことで、自然と購入への行動へと移しやすくなるのです。

【R】『損しない』ための最後の一押し

R
Response
レスポンス・行動
起こしてほしい行動を具体的に指し示す
『購入しないと損する』『もったいない』と念押しする

『今購入しないと後悔する』
『損することになりたくない』

そんな視聴者の心理を上手にくみ取って、いよいよ最後の一押し。

視聴者に安心して、自身が指し示す行動を起こしてもらいましょう。

事例紹介│イングリッシュおさるのYoutube台本構成

実際に、PASTORフォーミュラが使用されているYoutube動画を参考に、理解を深めていただきたいと思います。

上の動画を参考にご紹介したいと思いますが、こちらはご存じの方も多いかもしれませんが、英語系Youtuberとして有名なイングリッシュおさるさんの動画です。

おさるさんは他の多くの動画でも共通して、オープニングパートでこのPASTORフォーミュラを使用しています。

以下は、この動画内でのおさるさんのセリフを書き起こしたものです。

P ターゲットの悩みを提起
みんなも経験あるんじゃないかな?
多読をして英語を読む量を増やしてみたけど、英語を早く読めるどころか、わからないところが多すぎて全く理解できないという経験。
A 悩みを解決すべきと認識させる
僕も過去に英語を早く読むために英語を大量に早く読む練習をたくさんしたことがあります
ただそのやり方そのものが英語を早く読めるようにならない要因の1つだったのです。
もしあのときあの方法を僕がやめなかったら、一生英語を早く読めるようにはならなかったと思います。
S ストーリーで解決策を提示
 ただ今日紹介することを徹底するだけで、英語が2倍以上早く読めるようになります。
それどころか自分の意識で英語を読むスピードを上げるとかではなくて、自然と早くなります。
実際に、僕も今日紹介する方法を実践したことで英語を読むスピードは各段に上がりましたし、英検1級・TOEICのリーディングで満点近くとってます。
T 他者の証言で説得力UP
そして僕だけでなく、受講生もリーディングが多くを占める英検の1次試験の合格率は級を問わず95%を超えています。
O 解決方法の提示
ぜひ今回紹介する方法を自分のものにして、英語が早く読めないという悩みを解消していきましょう
R 『損をしない』ための最後の一押し
あと今回紹介する英語の読解を向上させる方法以外にも、1つ意識するだけで英語の読解力を一撃で伸ばす方法もこれから配信していくので、そういった動画を見逃したくない人は、今のうちにチャンネル登録しておいてもらえればと思います。

驚くほど自然な流れでPASTORフォーミュラを取り入れているので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

詳細はこちらの記事でご紹介しています。

起業1年で月商3.6億円!イングリッシュおさるのYoutube台本を徹底分析 こんなお悩みありませんか? Youtube台本ってどう書けば良いのかわからない 再生される動画をつくりたい ...

まとめ

以上、PASTORフォーミュラについてご紹介しました。

簡単におさらいしましょう。

P A S T O R
問題提起 共感 解決策 証言 オファー 行動

この順に沿った文章によって、人は自然とその話の内容に引き込まれていきます。

大事なのは、ターゲットの悩みや理想とする姿に対して寄り添い、しっかりと導くことです。

ぜひ、Youtube台本ではオープニング部分でこのPASTORフォーミュラを使ってみましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。