仕事管理術

なぜ計画通りにできない?その理由と行動しやすい計画の立て方

こんなお悩みありませんか?

  • 計画を立てても実行できない
  • やりたいことなのに行動できない
  • はじめてのことをうまく実行できない

このように、叶えたい目標に対して計画を立てたのに、なぜかうまく行動にうつせないといった悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

そして、その原因は「自分が優柔不断で、実力がないから」などと考えて、「自分は何もできない」と自信をなくした経験はありませんか?

ところが実は、計画通りにできないのは、そもそも計画を正しく立てられていないことが原因になっている可能性が高いため、それを改善すれば自信をなくさずに済むかもしれません。

本記事では、計画通りに行動できない理由と、必ず実行できる計画を立て方について解説します。

「今度こそ、計画通りに行動し目標を達成したい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

計画通りに行動できない理由

計画通りに行動できないのは、これからご紹介する3ついずれかが原因となっているかもしれません。

過去もしくは現在、目標に向かって計画を立てたけど行動にうつせなかった経験を思い出しながら読んでみてください。

そもそも目標設定に無理がある

無理がある目標設定とは、現実的ではない数値目標や、物理的に時間がなく継続できない目標といったモチベーションが続かないような場合です。

人間は本来、「ラクがしたい」という欲求があります。

そのため無理をしなければ達成できない目標に対して、モチベーション高く頑張ろう!という意識を継続することは難しいというわけです。

そこで、もしこのような目標設定をしていた場合は、まずは叶えたい目標(ゴール)までの小さな目標を設定をしてみましょう

例えば、「ダイエットして1ヵ月以内に5㎏痩せたい」という目標があるとします。

下のように、1週間や数日ごとに痩せたい目標体重に区分けしてみると、5㎏という大きな数字を意識するよりもハードルが低くなります。

1週間の目標
1週目 -1㎏
2週目 -1㎏
3週目 -1.5㎏
4週目 -1.5㎏

最終的に叶えたいゴールに近づくために、小さな目標を一つ一つ着実に達成させることでモチベーションは継続しやすくなります。

「楽しい」と感じていない

例えば、数値目標は、目指すべきことが誰にとっても明確に示せるメリットがあります。

ところが、上司から実際に数値目標だけを示された仕事を振られても『楽しくない』ため、腰が重くなりますよね。

このような場合、『楽しくない』を『楽しい』に変えてみると改善できるかもしれません。

先に、3ステップでできる『楽しい』と感じる目標の立て方はこちらです。

  1. 本当にやりたいこと・なりたいイメージを目標にする
  2. ①の目標を持つ理由を明確にする
  3. 目標を達成させるための具体的な行動を考える

以上を応用させて、『楽しくない』を『楽しい』に変化させてみましょう。

先ほどの「ダイエットして1ヵ月以内に5㎏痩せたい」という目標を例に考えてみましょう。

この状態だと、なぜ痩せたいのか、痩せてどうなりたいのかが明確ではないので『楽しい』とは思えないかもしれません。

上で紹介した『楽しい』目標の立て方を当てはめてみます。

  1. 着たい服を好きなように着れるようになりたい
  2. 数年前に買ったお気に入りの服を着ても似合わなくなったように感じるから
  3. 1週間ごとに何㎏減らすかを明確にする、体重だけではなくメイクの仕方を研究する、髪型を変えてみる

「5㎏痩せたい」という目標だけでは見えてこなかった、本当に叶えたい目標を達成するために必要なことが明確になりました。

このように明確にすると、目標を達成したときの姿を具体的にイメージすることができるので頑張ってやってみようと思えるようになりますね!

必ず行動できる計画の立て方

計画通りに行動できない理由と、それに対する改善策をお伝えしました。

ここからは、計画の立て方についておすすめしたい2つの方法をご紹介します。

明確な行動を表す言葉を使う

計画を立てるときの言葉の選び方も、行動につなげるための大きなポイントとなります。

計画を立てるとき、以下のような言葉を使っていませんか?

  • ~を心がける
  • ~を意識する
  • ~を努力する
  • ~に注力する

割と使いがちな言葉だと思います。

ところがこれらは、具体的にどの程度行動すれば良いのか明確に示していないものばかりです。

そのため例えば「心がけられた」としても、それがどの程度目標の達成に繋がるものなのか計ることができないため、その後も継続的に行動し続けることが難しくなるリスクが高まってしまうのです。

そこで、以下2つのポイントを押さえて目標を立ててみましょう。

  1. 直接的な行動につながる言葉を使う
  2. 具体的な数字を入れる

では、以下の例で比較してみます。

「今日中にブログを1本完成できるよう心がけて行動する」

「今から1時間以内に、ブログのテーマを決めて構成を完成させる

実際にブログを完成させるためには、いくつもの手順を踏む必要があります。

そのため「今日中に1本完成」と大まかな目標ではなく、「1時間の制限時間内でテーマと構成を完成」と具体的に言葉に落とし込むことで、今何をするべきかが明確になり行動に繋げやすくなります。

このように、行動と数字を明確にすることをポイントに計画を立ててみましょう!

時間を「見積もる」スキルを身につける

続いては、初めてやることに対する計画の立て方についてご紹介します。

やったことがないことってどれくらい時間がかかるのかわからないですよね。

そうした場合、限られた時間内でどれくらい進められるか不確実なので、つい後回しにしてしまったりして行動できなかったといった経験がある方もいるかもしれません。

このような時にやるべきことは、『とりあえず計画を立ててみる』ことです。

「とりあえず」なので、大体このくらいの時間がかかるだろうといった感じで時間を見積もるイメージです。

あとは実際に行動してみて、どのくらい時間がかかったかを把握して仮説検証を繰り返しながら、「時間を見積もる」スキルを高めていきましょう。

以上をまとめると、時間を見積もるためのポイントは4つです。

  1. 大体のかかる時間を予想して見積もる
  2. 実際に行動してみる
  3. 実際にかかった時間を記録する
  4. 見積もりと実際の時間の差を把握し、見積もりを修正する

時間を見積もることができるようになると、始めてやることでも抵抗感が少なく、計画立てから行動までスムーズに行えるようになるはずです。

ぜひ、一度試してみてください。

最後に

以上が、計画通りに行動できない理由と、必ず行動できる計画の立て方でした。

まとめると自分を行動させるためには、具体的で明確な行動を示してあげることが重要だとわかります。

ご参考までに、私は毎朝出勤前に自宅で、片道1時間の通勤電車の中でやりたいことを声に出すようにしています。

はづき
はづき
30分でブログの構成をつくって、その後の残り30分で本を10ページ読み切る

このように、時間を区切ってやりたいことを具体的に決めています。

以前は、半分以上の時間を睡眠に使ってしまっていました。

現在も途中で睡眠してしまうことはありますが、声に出したことを実行できることも多く、通勤時間を有効活用できるようになりました。

計画を声に出すことは、誰でも簡単にすぐはじめられると思います。

まずはこれから始めてみて、変化を感じてもらえると嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。