ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少ないものの、より具体的な検索ニーズを表す3語以上の単語を組み合わせたキーワードです。
競合が少なく上位表示が狙いやすく、記事作成がしやすいといったメリットも様々あります。
そのため、『上位表示される可能性を高めるために、まずはロングテールキーワードを狙おう!』といった言葉をよく目にしますよね。
ところが、いざキーワードを決めようと思っても、
「自分は適切にキーワードを選べてるのかな?」
「そもそもどうやって探せば良い?」
と迷いや悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ロングテールキーワードの選ぶ手順をご紹介します。
さらに、ロングテールキーワードを決める際に疑問に感じやすいポイントを、Q&Aとしてまとめています。
ロングテールキーワードを選ぶための4ステップ
STEP① Webサイト全体のテーマとなるビッグキーワードを決める
まず、サイトコンセプトに合ったテーマを表すキーワードを決めます。
ポイントは、検索ボリュームの多いビッグキーワードから選びましょう。
この時点でボリュームの少ないキーワードにしてしまうと、このようなリスクが高まります。
- この後ロングテールキーワードにすると、さらに需要が減りアクセスされない
- 内容の幅が狭まることで継続的な記事作成に苦労する
そのため、月間検索ボリュームが10000以上のビッグキーワードから、サイトテーマに合うキーワードを選びましょう。
STEP② 関連ワードを探す
メインとなるキーワードが決まったら、関連するキーワードを見つけます。
Googleキーワードプランナーやラッコキーワードといったキーワードツールを使いましょう!
ポイントとしては、自分が書きたい内容よりも、読者が知りたいと思う有益な情報を届けるために必要なキーワードを探すことです。
STEP③ 月間検索ボリュームを調べて、候補をピックアップする
STEP②で候補として挙げたキーワードの検索ボリュームをそれぞれ調べます。
目安として、検索ボリュームが100~1000未満のキーワードを選んでいきましょう。
いくつかに候補が絞り込めたら、次にそのキーワードで実際に検索してみましょう。
上位表示されたものが大手サイトばかりだと上位表示は難しくなるため、もしそういったキーワードがあった場合は候補から外すようにすると良いでしょう。
STEP④ 読者の検索意図を理解しキーワードを決める
ここまでのステップは、ツールの使い方に慣れれば、そこまで難しくないと感じる方も多いかもしれません。
読者の検索意図を把握することは、非常に重要であり、難しい部分でもあります。
読者の検索意図を理解するために必要なポイントは3つです。
- 検索に至るまでの、読者の悩みや課題の背景を考える
- ポイントを書き出し、仮説を立てていく
- 実際にGoogle検索し、上位表示の記事と同じポイントが押さえられている内容かチェックする
Yahoo!知恵袋やSNSでリサーチしてみましょう!
リアルな悩みを知ることができるので、ヒントが得られるかもしれません。
【Q&A】ロングテールキーワードの疑問を解決!
Q1:何個までキーワードを組み合わせて良い?
3~4個を目安にしましょう!
キーワードが多すぎると、そもそも検索されないといったことが起こる可能性が大きくなります。
それぞれの検索ボリュームをもとに、ユーザーの検索意図を理解し、適切なキーワードを組み合わせるようにしましょう。
Q2:同じキーワードで別の記事を作成しても良い?
基本として、避けましょう。
理由は、カニバリゼーション(カニバリ)が起こるからです。
- 同サイト内の記事同士が、同じキーワードで争うこと
- Googleの評価を分散させてしまい、順位が下がったり、最悪の場合表示されないリスクがある
同一キーワード、同一検索意図の記事を作成しないために、早い段階でキーワードの整理をし分類しておくことをオススメします。
私が実際使用しているツールはこの2つです!
- Mindmeister(マインドマイスター)
- Googleスプレッドシート
まとめ
以上、ロングテールキーワードの選び方についてご紹介してきましたが、4つのステップのおさらいです。
- サイト全体のテーマとなるビッグキーワードを決める
- それに関連するキーワード候補を探す
- 各候補の検索ボリュームを調べる
- 読者の検索意図を理解しキーワードを最終決定する
特に最後の検索意図の理解が重要です。
これを疎かにしてしまうと、アクセスが見込めない記事になってしまうだけでなく、本文を書く際にも苦労します。
私自身の体験談としても、こうした状態で記事本文を書き進めても、何度立ち止まってしまうので非効率的になってしまった経験があります。
楽しくブログを続けるためにも、この検索意図への理解はしっかり行いましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。